sshfs コマンド

SSHを使ってリモートのファイルシステムをローカルにマウントするためのコマンド。これによってリモートにあるファイルを直接ローカルのエディタで編集したり、 cpコマンドやmvコマンドなどでリモートのファイルを操作できるようになる。

$ sshfs <user>@<hostname>:<remote_path> <local_path>

(rsyncコマンドでリモートからローカルにファイルをダウンロードするときの書式に似ている。

例 (リモートのルートをローカルの ~/mnt/hogesrv にマウント)

$ sshfs -o auto_cache -o reconnect hogesrv:/ ~/mnt/hogesrv

書式はrsyncコマンドに似ているかもしれない。

sshコマンドも参照。

セキュリティには要注意。操作ミスに対しても要注意。

ほんとうにローカルにあるファイルだと思って気楽に操作していると、実はリモートホストのファイルを破壊している、ということもあり得る。 rm -rf * とかやって、その中にマウントしているリモートのファイルシステムがあったら、リモートの環境を破壊してしまう。

インストール

Ubuntuではsshfsというパッケージに入っている。(Ubuntu 13.10, 14.04, 15.10 で確認)

$ sudo apt-get install sshfs

HOWTO

リモートのファイルシステム上でのファイルオーナーを無視して、全ファイルのオーナーを特定のものにするには

-o uid=1000 -o gid=1000 というようなオプションをつけると、リモートにあるすべてのファイルが、実際のオーナーに関わらず、ローカルでの1000番のユーザ、1000番のグループであるかのように見せかけることができる。もちろん実際に権限があるかどうかは別。

ポートが22以外のSSHサーバに接続するには

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