sshfs コマンド 2017/01/23
SSHを使ってリモートのファイルシステムをローカルにマウントするためのコマンド。これによってリモートにあるファイルを直接ローカルのエディタで編集したり、
cp
コマンドやmv
コマンドなどでリモートのファイルを操作できるようになる。
$ sshfs <user>@<hostname>:<remote_path> <local_path>
(rsync
コマンドでリモートからローカルにファイルをダウンロードするときの書式に似ている。
例 (リモートのルートをローカルの ~/mnt/hogesrv にマウント)
$ sshfs -o auto_cache -o reconnect hogesrv:/ ~/mnt/hogesrv
書式はrsync
コマンドに似ているかもしれない。
ssh
コマンドも参照。
セキュリティには要注意。操作ミスに対しても要注意。
ほんとうにローカルにあるファイルだと思って気楽に操作していると、実はリモートホストのファイルを破壊している、ということもあり得る。 rm -rf * とかやって、その中にマウントしているリモートのファイルシステムがあったら、リモートの環境を破壊してしまう。
インストール 2016/02/13
Ubuntuではsshfsというパッケージに入っている。(Ubuntu 13.10, 14.04, 15.10 で確認)
$ sudo apt-get install sshfs
HOWTO
リモートのファイルシステム上でのファイルオーナーを無視して、全ファイルのオーナーを特定のものにするには 2016/02/13
-o uid=1000 -o gid=1000
というようなオプションをつけると、リモートにあるすべてのファイルが、実際のオーナーに関わらず、ローカルでの1000番のユーザ、1000番のグループであるかのように見せかけることができる。もちろん実際に権限があるかどうかは別。