mv コマンド 2015/05/27
ファイルをリネームまたは移動させるコマンド。
基本的な使い方 2015/05/27
カレントディレクトリにあるファイルの名前を変更
$ mv oldname.txt newname.txt
ファイルを別のディレクトリに移動
(dstdir というディレクトリがすでに存在する前提で、最後のスラッシュはなくてもよい)
$ mv file.txt dstdir/
インストール 2016/03/17
Coreutilsというパッケージに入っているので、CentOSにもUbuntuにも始めから入っている。
オプション 2016/07/14
-b,--backup- 移動先にすでにファイルが存在した場合、
foo~のような名前でバックアップを取る。 このオプションはcpコマンドと同じ。->cpコマンドのバックアップオプション --help- ヘルプ表示
-i- 移動先にすでにファイルが存在する場合は、上書きするかどうかを聞いてくる。このオプションは
cpコマンドと同じ -t <TARGET DIRECTORY>- 移動先ディレクトリを指定。普通は最後の引数が移動先となるが、このオプションで移動先を指定すると オプション以外のすべての引数が移動元になる
-v- 動作内容を詳細表示
--version- バージョン表示
-- というパラメータを渡すとそれ以降のパラメータをオプションではなくファイル名とみなしてくれるので、
- で始まるファイル名を扱いたい場合に使うとよい。
## "-r" という名前のファイル名を "r" に変更
$ mv -- -r r
# この書き方でもよい
$ mv ./-r r