sdiff コマンド

2つのファイルの差分を確認できるように、左右に並べて表示する。たぶん diff --side-by-side とだいたい同じ。

参考: diffコマンド

基本的な使い方

2つのファイル名を引数で渡すと、差分が標準出力される。

$ sdiff foo.txt bar.txt

片方のファイル名として - と書くと、標準入力が使われる。

$ foocmd | sdiff - bar.txt

オプション

-b
連続する空白の長さの違いは無視する。diff-b と同じ
-B
空行は無視する。diff-B と同じ
--help
ヘルプ表示
-i
大文字小文字の違いを無視する。diff-i と同じ
-s
違う行のみを表示する。デフォルトだと全行が表示される
-v, --version
バージョン表示
-w <NUM>, --width=<NUM>
画面の横幅を指定する。デフォルトは130らしくて、ターミナルを横長にして使ってみたいこのコマンドにしては横幅が小さすぎる。 diff --side-by-side-W と同じ

-- というパラメータを渡すとそれ以降のパラメータをオプションではなくファイル名とみなしてくれるので、 - で始まるファイル名を扱いたい場合に使うとよい。

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