mosh コマンド

モバイル環境など頻繁にネットが切断されたり、ノートPCを閉じて開いても、ネットが復活したときに自動でsshを再接続し、しかも切断される前のセッションの状態を復元してくれる高機能sshクライアントのようなコマンド。ネットが復活したときにIPが変わってしまってもセッションの維持に問題ない。

ただし、ポートフォワードの機能がない。

moshの実装はsshの機能に依存しているので、sshで接続できることが前提でさらにサーバ側とクライアント側の両方にmoshのインストールが必要。

使い方はsshコマンドとよく似ている。

Mosh: the mobile shell
https://mosh.mit.edu/

インストール方法

インストール方法は公式ウェブサイトを見ればわかる。

http://mosh.mit.edu/#getting

ソースからmoshをインストールしたサーバに接続しようとして発生するエラー

mosh-server: error while loading shared libraries: libprotobuf.so.8: cannot open shared object file: No such file or directory

ぐぐるとと、.bashrcLD_LIBRARY_PATH の設定を書くんだとか、接続するときの mosh のオプションパラメータに LD_LIBRARY_PATH のパスを書く方法が出てくるが、自分の環境ではどの方法でも解決せず、最終的には以下のコマンドで解決した。 (CentOS 6.4で確認)

sudo sh -c "echo /usr/local/lib > /etc/ld.so.conf.d/local.conf"
sudo ldconfig

外部リンク

UDPのパケットをSSHを通してトンネルする | Shogo’s Blog
https://shogo82148.github.io/blog/2012/12/28/tunneling-udp-via-ssh/
SSHトンネルを通してmoshするのは難しいらしい。

ポートが22以外のSSHサーバに接続するには

-> ポートが22以外のSSHサーバに接続するには

このサイトは筆者(hydrocul)の個人メモの集合です。すべてのページは永遠に未完成です。
スポンサーリンク