四則演算子

加算/減算/乗算/除算/剰余の言語ごとの四則演算子(代数演算子)の一覧。

加算演算子は数値の加算だけでなく、文字列の連結もできる言語が多い。

関連

Java / Scala

+ - * / %

整数同士の演算の結果は int または long になる。浮動小数点数が含まれる演算の結果は float または double になる。

+演算子のオペランド左右の少なくともどちらかがStringの場合は、両方を文字列に揃えてから文字列として連結され、結果も String になる。

Scalaでは演算子もメソッドであるので、この名前でメソッドを定義すれば別の意味になる。

PHP

+ - * / %

オペランドに文字列が与えられた場合は整数または浮動小数点に変換される。文字列同士の連結は . 演算子なので、加算と連結が混同されることはない。

var_export("10" + "30");
// => 40

関連

Python

+ - * / // %

* 演算子の片方をシーケンス型(リストや文字列など)、他方を整数にすると、 シーケンス型の繰り返しになる。

// 演算子は除算の結果を整数に切り捨てたものになる。/ はPython2とPython3とで挙動が異なる。 ->除算演算子

% 演算子の左を文字列にすると、sprintfみたいなことができる。

二項算術演算 | Python 2.7 documentation
http://docs.python.jp/2/reference/expressions.html#binary-arithmetic-operation

二項算術演算 | Python 3 documentation
http://docs.python.jp/2/reference/expressions.html#binary-arithmetic-operations

Ruby / JRuby

+ - * / %

+ の左右両方を文字列は配列にすると、文字列や配列の連結になる。

* の左を文字列や配列にすると、文字列配列の繰り返しになる。

Perl

+ - * / %

これらは文字列を与えてもそれを数値に変換してから演算をする。

文字列の連結には + ではなく . を使う。

配列の繰り返しには x を使う。

加法演算子 | perldoc.jp
http://perldoc.jp/docs/perl/perlop.pod#Additive32Operators

乗法演算子 | perldoc.jp
http://perldoc.jp/docs/perl/perlop.pod#Multiplicative32Operators

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