配列(リスト)の先頭の要素を取得するには 2021/02/15
Java、Scala、PHP、Go言語、Rubyでの配列(リスト)の先頭の要素を取得する方法。
Javaの配列 | arr[0] |
JavaのList | lst.get(0) |
Scala | seq.head |
PHP | $arr[0] |
Perl | $arr[0] |
Go言語 | arr[0] |
Ruby | arr.first |
Python | lst[0] |
Java
配列 2015/01/10
インデックス0の要素にアクセスする。サイズが0の場合は例外が発生する。
int[] arr = {3, 5, 7, 9};
// 配列の先頭の要素を取得
System.out.println(arr[0]); // => 3
java.util.List
2015/01/10
インデックス0の要素にアクセスする。サイズが0の場合は例外が発生する。
ArrayList<Integer> lst = new ArrayList<>();
lst.add(3);
lst.add(5);
lst.add(7);
lst.add(9);
// 配列の先頭の要素を取得
System.out.println(lst.get(0)); // => 3
Scala 2021/02/15
def Seq[A]#head: A
def Seq[A]#headOption: Option[A]
空のSeq
に対してhead
を呼び出すと、java.util.NoSuchElementException
の例外がスローされてしまう。
PHP 2016/09/02
$arr = array(10, 20, 30, 40, 50);
echo $arr[0];
// => 10
もちろん、これは配列のインデックスが0から始まっていることが前提となっているので、以下の例ではうまくいかない。
$arr = array(1 => 20, 2 => 30, 5 => 50);
echo $arr[0];
// => Notice: Undefined offset: 0
この場合、reset
関数を使うといいらしい。
$arr = array(1 => 20, 2 => 30, 5 => 50);
echo reset($arr);
// => 20
reset
関数はインデックスに関係なく最初の要素が返されるので、以下の例では場合によっては意図しない挙動になる。
$arr = array();
$arr[1] = 20;
$arr[0] = 10;
echo reset($arr);
// => 20
// インデックス0ではなく、最初に挿入された要素!
配列が空の場合は、 $arr[0]
はNoticeが発生し、reset($arr)
はfalse
が返される。
$arr = array();
echo $arr[0];
// => Notice: Undefined offset: 0
var_export(reset($arr));
// => false
Go言語 (golang) 2015/06/13
インデックス0の要素にアクセスする。サイズが0の場合はpanicが発生する。配列とスライスとどちらも同じ。
arr[len(arr) - 1]
Ruby 2015/01/04
Array#first
というメソッドを使う。配列が空の場合は nil
になる。
arr = [10, 20, 30, 40, 50]
# 先頭の要素
p arr.first
p arr[0]
# => 10
first
は数字を引数で与えると、先頭からその数だけ要素を抜き出して、配列で返してくれる。
arr = [10, 20, 30, 40, 50]
p arr.first
# => 10
p arr.first(1)
# => [10]
p arr.first(3)
# => [10, 20, 30]
sh (シェルスクリプト) 2014/01/26
テキストファイルの最初の行を取得する方法
# 最初の1行を出力
sed '1!d'
# または
head -n1
関連
1個 | n個 | |
最初の○○以外の要素を取得するには | tail | drop |
最初の○○の要素を取得するには | head | take |
最後の○○の要素を取得するには | last |