glibcのインストールされているディレクトリとファイル名 2016/02/20
CentOS 6.3 では
/lib64/libc.so.6
にシンボリックリンクがあり、リンク先は
/lib64/libc-2.12.so
CentOS 7.2 では
/lib64/libc.so.6
にシンボリックリンクがあり、リンク先は
/lib64/libc-2.17.so
Ubuntu 13.10 では
/lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6
にシンボリックリンクがあり、リンク先は
/lib/x86_64-linux-gnu/libc-2.17.so
Ubuntu 15.10 では
/lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6
にシンボリックリンクがあり、リンク先は
/lib/x86_64-linux-gnu/libc-2.21.so
Ubuntuでは2013年から libc のバージョンは 2.17 だけど、 CentOSでそのバージョンを使い始めたのは CentOS 7 から。 CentOS(というかRedHat)はずいぶん保守的なのですね。
ただ、libcのバージョンアップのタイミングとOSリリースサイクルのタイミングを調べると、保守的というよりはたまたまそうなっちゃっただけかも。
GNU C Library Version history | Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/GNU_C_Library#Version_history
このあたりを調べる過程で、objdump
というコマンドでsoファイルの詳細を見れることを知った。
$ objdump -p /lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6