glibcのインストールされているディレクトリとファイル名

CentOS 6.3 では /lib64/libc.so.6 にシンボリックリンクがあり、リンク先は /lib64/libc-2.12.so

CentOS 7.2 では /lib64/libc.so.6 にシンボリックリンクがあり、リンク先は /lib64/libc-2.17.so

Ubuntu 13.10 では /lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6 にシンボリックリンクがあり、リンク先は /lib/x86_64-linux-gnu/libc-2.17.so

Ubuntu 15.10 では /lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6 にシンボリックリンクがあり、リンク先は /lib/x86_64-linux-gnu/libc-2.21.so

Ubuntuでは2013年から libc のバージョンは 2.17 だけど、 CentOSでそのバージョンを使い始めたのは CentOS 7 から。 CentOS(というかRedHat)はずいぶん保守的なのですね。

ただ、libcのバージョンアップのタイミングとOSリリースサイクルのタイミングを調べると、保守的というよりはたまたまそうなっちゃっただけかも。

GNU C Library Version history | Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/GNU_C_Library#Version_history

このあたりを調べる過程で、objdumpというコマンドでsoファイルの詳細を見れることを知った。

$ objdump -p /lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6
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